Mistery Circle

2017-11

第50回 Anniversary Mistery Circle 寸評 - 2014.09.21 Sun

Mistery Circle Vol. 50 はこちらから
http://misterycirclenovels.blog.fc2.com/blog-entry-305.html

第54回 Mistery Circle 参加受け付けはこちらから
http://misterycirclenovels.blog.fc2.com/blog-entry-306.html




Here we go! ナンネン スギテモ シメキリ マモレ!
シオガ スキデモ ミソダスナ! Come on!

ナスガMA-MA! キューリPA-PA!
ウマレタコドモハ MINA カボーチャ!

ソレデモ ノセルゼ ソマツナ スンピョー!
マニアワナイヒト カンベンネー!
Come on! baby baby beby beby Come on!



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ハイハイ、お見苦しい所から始まっちゃいましたね。
皆様、二年越しの原稿お疲れ様です。
管理人零号機、伊闇かなでで御座います。


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さてさて、いかがでしたでしょうか、“第50回 Anniversary Mistery Circle”
いやもう管理者としてね、最初の締め切りが近付いて来た頃には実にいや~~~な予感はしていたんですよ。えぇ。
なにしろ締め切り前日までで提出された原稿は計二つ

あっちゃぁ~~~、こりゃあ失敗かなぁ。
なぁんて管理人一同頭悩ませていた訳なんですが、その管理者一同もまた掲載する筈だった原稿が揃って真っ白と言う最悪の事態でして。えぇ、えぇ。

それでもまぁ、トップバッターとトリの方の原稿“だけ”は来ていたので、まぁまだ形にはなるかな……なんてね。
そう言う訳で、最初の締め切りをちゃんと守って下さった、氷桜さんと幸坂かゆりさんには特別大きな拍手をお願いしたいと思います~。
ぱちぱちぱちぱち☆


初号機


やぁやぁやぁ、司会変わりまして管理人初号機、内藤クンだよっ!
ようやく記念であるMC50回も終わりを迎えられそうで、なによりだね! なによりだねっ!
もちろんまだ“穴開き原稿部分”についてはお待ちしているから、出来次第送ってちょうだいね~♪

とりあえず、「長過ぎる締め切り」って、いい結果産まないって事、学んだねぇ。
次回また何かの記念MCがあったら、長くても三カ月ぐらいにしておこうねっ!
とりあえず、原稿下さった皆様方には、本当にお疲れ様&どうもありがとうだよっ!
ではでは、かな~り遅くなっちゃったけど、二年越しの原稿の寸評、行ってみようかっ!


Anniversary Mistery Circle Vol. 50
す~~~んぴょ~~~~~っ♪

(※今回は、”管理人零号機 伊闇”と、“謎の覆面編集者K”さんと、“謎の覆面編集者その二 KKの助”さんの寸評も同時に掲載させて頂きます)



゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜

《 ノブレッソブリージュ 》 氷桜夕雅さん

◎うわああああああ、なんかね、なんかねっ! 一度も読んだ事ないんだけど、なんとなく「これがハーレクインの文庫の香りかなっ!?」とか思いながら読んでいたよっ!
いやいや、でも、なんて言うか物凄い力作だねぇ~。相当の労力込めて書いただろう気迫が、全体を通して伝わって来る感じだよっ!
なんかもう、やるせないね! やるせないねっ! なんなんだろうね、この悲壮感と言うか悲哀と言うか。バッドエンドなのに「あぁ、良かったなぁ」って思える作品は多々あるのに、この作品はその逆を行ってるねっ! ちゃんとハッピーエンドなのに、読んだ後にすっごく切なくなって来る! この作品に受けた衝撃は、しばらく忘れらられそうにない感じだねっ!
多分これ、女性が読んだ時と、男性が読んだ時では、きっと感想が大きく分かれる事だろうねっ! 特に官能部分の所なんか、男性じゃなきゃ判らないだろうなって言う痛みなんかも上手く描かれていて、凄いなって思ったよっ!
とりあえず、今回のこの記念MCは、ひょーちゃんがトップバッターで大成功だったなぁって思ったね。本当にどうもありがとうだよっ!(内藤)

◎男の人って、いやらしい……。(ぼそり
あ~、なんかですねぇ、ちょっと前に映画で観た、「レ・ミゼラブル」を連想したですよ。なんて言うかこの物語の根底に流れる“差別的社会への嫌悪”とか、“人間の素顔”な部分とかね、そう言う泥臭くも美しい部分が凄く似通っているなぁなんて思いながら読んだですよ。
そして氷桜さんが望むメイド像とその関係性がどんなものか、よぉく分かったような気がしましたね。敢えて言えばベッドの下に隠された秘密の雑誌の束が醸し出す性癖のような……。
とにかくこれは問題作ですねぇ。いつもゴスロリピンクな少女の出て来るコミカルな作品を書く方とは思えませんでした。
素晴らしい出来でした。面白かったです。(伊闇)

◎心が痛くなるエピソードが満載ながら、読み終えた印象は春の花かそよ風か、という感じで爽やかでした。
訳ありのメイド、アニスとは初めこそ対立するものの、会話を通してふたりの心の距離が徐々に縮まっていく場面は、作者、氷桜さんの温かさを感じる目線で丁寧に描かれていて素敵でした。
対照的に、父親とローゼルが憎たらしくて、このやろう!と怒りが。
(すいません。ネタバレです。)
そして、暴力描写に不慣れだったものでショッキングなシーンが!
…特にー!猫ちゃぁぁん!うわぁぁぁぁん ・゚・(つД`)・゚・
ひどいよぉ!氷桜さんのばかー!と会った事もない方に暴言を吐きつつ、我に返り、気を取り直して読みました。
主人公である青年、ヒースの幼い頃のつらいトラウマや、そのトラウマそのものを再現する場面は、描写が細かければ細かいほど、胸に刺さるような痛さを感じました。
個性的な登場人物の中でひたすら内向的な性質を持つヒースが、どんどんたくましくなっていく姿、そんな彼を支えるアニスの強さが、この物語を気高く、作中登場する絵画のように映してくれました。(謎の覆面編集者K)


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《 放課後☆桃色クラブ 》 伊闇かなでさん

◎ぷすすすすっ♪ イキナリ、「落ちそうな原稿があるから代わりに書いて」ってお願いして、快く書いてくれてどうもうだよっ!
急いで書いたせいか色々と描写に不備があったり、無理があったり、推敲してないだろうなぁ~って思う部分には目を瞑っておくねっ!
どうもありがとうだよっ!(内藤)

◎まぁ……なんでしょう。私個人としましてはこの作品にイチオシを差し上げたいのですが、「今回はイチオシ無しね」って言う内藤カボチャのお達しで、泣く泣く取り下げさせていただきました。
って言うか、急いで書いたせいでなんかもうグチャグチャです。特にラストのいい加減さはもうもう……。(赤面)
とりあえず、書かせて頂いてどうもでした~。また機会がありましたら、今度こそは丁寧にお断り――あぁ、いえ、丁寧に書かせて頂きます。(伊闇)

◎タイトルの無邪気さそのままに油断して読んでいたら、とんでもなくスケールの大きな物語で度肝を抜かれました。
流血しながら、というヤスユキの不吉な登場の仕方から、これはただならぬ話だ、と背筋を正すと、その予感は的中。地球規模の事件発生。
が、なぜかこの登場人物たちはのほほんとしており、冗談のような軽口が多く、そこは普通の高校生なのだけど、一端、エマージェンシーが迫ると判るやいなや、突然のシリアス展開。しかもその場面転換がスムース。読んでいて疲れない。
仲良しグループの中の一人でこの物語の中心人物リョータ、かっこいい。
他の仲間たちより少しだけ大人びていて。
で、終始えらそうなタケルにむかつきました(・∀・)
友情、と一言でくくってしまうのは陳腐なのですが、リョータ、マサヤン、ヤスユキの大人になりきれていない部分、アンナとの仄かな恋もかわいらしく挿入されていて瑞々しかった。
個人的にユリコ先生の存在がかっこよかった。
超好みです。段々素性が判るとことかw
最終的に挑んでしまうのね、という、気が遠くなりそうな決断もまた彼ららしかったです。(謎の覆面編集者K)


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《 花影潜む影踏みの鬼の 》 田川未明さん

◎えぇと……僕は短歌とかそう言う類のものはあまり(と言うか全然)関わりを持って来なかったカボチャなので、もしもてんで的外れな評とかしちゃったらゴメンね、ゴメンね。(汗(汗
――なんて言うのかなぁ~、読んでいて真っ先に思い出すのはボクがむかぁしむかしに暮らしたセピア色に染まる想い出の町。黒塗りの木塀が続いて、隣り合った小さな家々はひしめき合って、どこかの家の窓からは昭和歌謡のラジオの音色。それに負けじとかき鳴らすどこかの辻のギターの音。舗装もなにもない石畳に伸びた、どこかの誰かの影がやけに長くて、やけに気味が悪くて。そんな世界がやけにリアルに再現されたかのような錯覚に陥る、トリッパーな作品だなぁと思ったよ。
紡がれている世界はやけにおどろおどろしく、そしてやたらと救いのない内容なのに、どこか懐かしく退廃した美しさを漂わせる、そんな作品だったね。って言うか、そんな感じで、“感覚”だけで読んでいいものなのかなぁ……。(不勉強)
で、いつもの事なんだけど、「姉さんの太ももに唇のかたちの痣」って言う、エロスな描写は最高! こう言う遠回しなエッチさはホントに凄いねっ!(なんでそこだけ取り上げる?)
後は、サーカスに売られる予定だったのに売れ残りましたとか言う辺りの描写が「すごい!」とか思ったね。なんかこう言う発想とか、どうやったら沸いて出て来るんだろうねぇ。
写真も含め、凄い作品だなって思ったよ。参加してくれて、どうもありがとうねっ!(内藤)

◎うぅ……またしても忘れる事が出来なくなるだろうミメイワールドがここに。
実はですね、以前にミメイさんの本である「ミ・メディア」でですね。カブとか茄子とかの浅漬けを齧るとか言うそんな短歌を読みましてですね。
それ以来、私の中ではカブの浅漬けがかなり、「好きな食べ物ランキング」の上位へと食い込みましてですね。それぐらいのインパクトがある作品だったんですが、これまたそれに近いだろう作品になるだろうなぁって言うね、そんな予感がですね、えぇ、なんかもう何を言ってるのか自分でも良くわからなくなってますが。
とにかく、久し振りにミメイさんの作品に触れる事が出来ました。どうもありがとうでございますー。(伊闇)

◎短歌を小説に、と言う新しい試みに挑んだミメイさん。
句点のないどこまでも目が吸い付いて離れなくなる文章。怖かったです。
邪気がないのに官能的で(太腿の場面はドキリ!)それでもどこかユーモラス。
異質な雰囲気を大いに振り撒いて魅力たっぷりのお話でした。
いつかいたことのあるような懐かしい風景。けれど本当は知らない。
ミメイさんの少々シニカルなほんの少しひねくれた子供のような視線。
自然と言う景色への畏敬の念、という視線。
相反するようなふたつが、いつの間にかぴたりと抱きあい、読んだ私は唸るばかり。
感情を読者に押し付けないミメイさん独特の文章、久しぶりに堪能しました。
短歌はまったく詳しくないのですが、これほどまでに新鮮ですてきな文章に出会えるのなら、ぜひ、紐解いてみたいな、と思えるような素晴らしい物語でした。
敬愛する作家さんであります。無礼な物言いは見逃してください♪(謎の覆面編集者K)


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《 月下美人 》 鎖衝さん

◎これまた評価し辛い人が……。(汗
どうも久し振りだね! 久し振りだねっ! もう書かないのかと思ってたけど、久し振りの復活だねっ!
結局、鎖衝さんって誰だったの? とか思ってる人でも、今回の作品の一行目でどこの誰なのかが丸わかりな所が凄いねっ! とか言ってるボク自身も、なんかもう痛過ぎて全身が痙攣し始めてるような気分だよっ!(泣
なんて言うかアレだねっ! むかぁし何かのドキュメンタリー番組で観た、越冬地を求めて移住する民族を追うって言うそんな企画があったんだけど、なんかそれがそのまんま題材になっているかのようだねっ!
そうだね、そうだねっ! なんかボクのこの評もまた説明的だねっ! だからもう黙るねっ!
お疲れ様だよっ! またいつか復活してねっ!(内藤)

◎お久し振り振りな鎖衝さんですねぇ。お元気でしたか?
どこかのオジサマに良く似たテーマで書き出された作品。何故か登場人物まで似ていると言うこの不思議。……あぁ、あれですね。いわゆるパク……オマージュと言う奴ですね?
終始寒そうな描写で終わるのかと思いきや、ラストではやたらと暑そうになったりと、色々と忙しい作品なのですね。
お疲れ様でした。私同様、「代稿お願い」とか言われた件についてはお察し致します。(伊闇)

◎神秘的で夢中になって読みました。
なかなか姿を現さない美女に、物語の男たちのように、話の続きをせっついてしまう自分に苦笑したり(笑)
歴史や植物、言語までも作ってしまうってすごい。創作の骨頂を見た気がします。
途中までは、あまりにも広がっていくお話にどうなるのだろう、終わるのか、と、一抹の不安を感じましたが、とても美しい方向へと進行していき、わくわくした。
存分に冒険心と好奇心を持ち合わせるリュートの、奇跡を信じ、見合った行動をとることの大事さを説くセリフが、真理であると共に、好奇心旺盛な彼らしさを表す素敵な場面ですね。
いいところにいいセリフがキタ!(・∀・)という感じです(すいません
少々ネタバレの文面になりますが、族長の息子、ボラグの素性がわかった時、泣き出しそうになりました。
人ではあっても、老狼の悲しげな瞳と、きっと同じ種類の瞳なのだな、と。
どんな魔界の者よりも遥かに短い命を持つ人間には、こうして物語を伝承していくことが必要なのでしょう。
そうしなければ、この世はあまりにも美しいがゆえに淋しい場所なのではないかな。
気さくに読みつつ、とても心に残りました。(謎の覆面編集者K)


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《 一夜、廻る街 》 望月さん

◎もう、ねぇ~~~。これ、ねぇ~~~。タイトル見た瞬間から、「あ、これは面白いに違いない」って判ったもんねぇ~~~。
上手い作家はタイトルで買わせるって言う言葉があるけど、まさにその通りだなぁって感じた次第で。そんでまた読んでみて、タイトル以上だなとか思った次第で。
しかもジャンルはボクの大好きなタイムトラベル系。しかも全然安易じゃない内容で。
これちょっとマジでアドバイスとかしたくなっちゃうんだけど、ボク的には時間をさかのぼる儀式(街の中を巡る行動)を、もっと長く細かく書いて欲しかったねぇ。例えばちょっと歩き難そうだなぁって思えるような細い路地裏を通るだとか、家々の開いた窓の前を通ってその様子をちょっとだけ覗いちゃったりだとか、いかにもそこの生活様式だとか、そこにしかない「空気」みたいなのを描写してくれると、もっともっと「ゾクゾク」しながら読めたと思ったんだよねぇ。
しかしこの作品は、なにしろ説得力があるよね。だって作者自身がそこに行って見聞きして来たものだもん、リアルだよねぇ。だからこそ、もうちょっと色々と「空気」を挿入して欲しかったなぁ。むしろ半分ぐらい旅行記でも良かったと思えるぐらい。
ラストの締めの部分も良かったなぁ~。なんか卑怯だなって思えるぐらい、素敵な作品でした。お疲れ様です。(内藤)

◎勝手な感想ですが、全体に漂う「静」が魅力な作品だと思いました。
盛り上がりも、場面展開も、そしてもちろん終盤にかけても。凄く静かなまま粛々と終わりへと向かう様が非常に感動しました。
はっきり言って現実的には有り得ない程の不思議な話なんだけど、どうしてこう違和感なくそれが書けるのだろうかと感心しました。物語にある通りのルートさえ辿れば、誰にでも過去へとさかのぼる事が可能なんじゃないかなってぐらい。
“MC”って言葉が入っている所も素敵です! 私的にはこの作品がイチオシなんですが、今回は無しねって言われてるので、内緒の内緒で裏口イチオシ送っておきますね☆(伊闇)

◎秘密の出来事のように始まる、壮大な物語でした。
怖いもの知らずなヒロインはどうなってしまうのだろう、と、小心者の私はどきどきしながら読み進め、そのどきどきはやがて、温かな印象へと変化していきました。
登場人物たちの親切さが心地良く、この物語に入り込ませるために、望月さんがもてなしてくれたかのように思えました。
人生という輪の中で一番大事なもの。信じる心と寄り添える心。
そんな気持ちが作品全体を包んでいてとても柔和な時間をいただきました。
最後に出会った言葉を交わした人物は…ですね。(ネタバレなので自重)
そんな遊び心も良かったです。お題の溶け込み方がナチュラルで、旅って素晴らしいな、なんて普通に一読者になっておりました。
一歩進むことと、二の足を踏むこと。
このふたつは大きな運命の分かれ道であり、旅はぜひしてみた方が楽しいよ、と背中を押してもらえる作品でした。
人生、楽しく♪(謎の覆面編集者K)


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《 MAY AFAIR 》 ココット固いの助さん

◎へぇ、今回は外国人労働者の話なんだ? ふぅん……おぉ、リアリティあって面白い、って言うか実にその辺にいそうだよねぇ。
なぁんて言いながら読み進めて、怒涛の路線変更の嵐に驚かされたよっ!
「起承転結」 今回の作品には模範とも言える程に、この四文字が上手く当てはまっていたね。なんて言うか、数行先が判らない。全然読めない。いい意味で読み手を裏切っている。そんな感じだったね。
バンジーさん自身の身の上話だけでも充分に面白かったし、そしてその延長だけでも充分に読める筈なのに、敢えてこのキャラが立っている主人公を事件の軸に仕立て上げた。これが凄い。
血まみれの花嫁も終始謎で面白かったし、あれだけ読者を惹き付けておいて最後まで登場させなかった従兄弟の存在も凄い。惜しげもなくキャラ達をストーリーの中の“駒”にしている辺りが実に見事。
そしてやはり特筆すべきはこの作品のラストかなぁ。
雨の中、銃口突き付けられるシーンで終わり。これはもう、唖然と言うべきか。なんてシュールで、なんて退廃した美しさなんだと感心したよ。
これは面白い! これは傑作! でもやはり……バンジーさんはもったいなかったね。もうホント、“外国人労働者の苦悩”なぁんてネタだけで一本書けちゃう程だったのになぁと。(内藤)

◎うっわぁ、男くせ。(こらこら)
なんか最初から最後まで鉄サビの匂いが充満しているような、そんな感じの作品でした。
むかぁし読んだ、“不夜城”って言う名作に雰囲気が似ているんですよねぇ。なんて言うか、普段はまずお目に掛かる事がないであろう、とある土地のさらに一画、その裏側……みたいな。狭い中で起こっている一つの事件の筈なのに、ここまで広がりを見せてくれている。いやぁ、びっしりと読み応え充分ですね。
終始薄汚れた場所で物語は展開している筈なのに、どこか綺麗。最後の雨のシーンなんて、映像がぶわあああって浮かんじゃうかのような美しさ。良かったです~。(伊闇)

◎…この作品はまだ未完だとあとがきで読み、少々安心したところです。
一体どれだけの知識がこの作品の中に散りばめられていることか。
読み進めて何度最初に戻ったことか(笑)
バンジーの存在がこの物語の構成の中で、清らかで強烈でした。
エキセントリックなエピソードの中、埋もれがちなほど、おとなしいバンジーですが、舞台が日本であってもラスベガスであっても、彼一人静寂の中にいるようで。どこにいようと彼は本名であるセインなのだな、と。
彼の描写自体は少なめでしたが、登場すると彼の背後に野生の木々が見えるようでした。
欲もなく正直でバイタリティに溢れ、笑顔が魅力的。なんて素晴らしい人物。
なので…なので…あんな最後はいやだぁぁぁぁ!(作品に口出しするやつ)
もとい、最後のシーンでも彼の姿の描写はなく、あるのはただ雨の中にいること。
どんな目に遭おうとも、きっと彼は澄んだ瞳でまっすぐに、目の前のモノを見つめているんだろうな、と思い、せつなくなった。(謎の覆面編集者K)


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《 MAY AF∀IR 》 六曜日さん

◎おっと、これは意外にも番外編なんだねっ!?
書き出しとか雰囲気とかがかなり違うから、結構読み進めてからじゃないと判らなかったよっ!
へぇ~、なるほどなるほど。《 MAY AFAIR 》の別の時間軸の物語なんだね。これはポンと手を打っちゃうような発想の斬新さ。……いいなぁ、面白いなぁ。真似しちゃおうかなぁ。(おいこら
全体的に淡々とした流れなんだけど、前作を知っているからこその興奮があるよねぇ。ほぅほぅ、なるほどねぇ、だからこそそんな衣装で登場なんだねとか。アナザーサイドのノリが楽しめるねぇ。
前作は迫力だったけど、こちらはなんか静かな盛り上がりって感じかな? 両方揃ってこその物語だったんだね。
お疲れ様っ!(内藤)

◎うっわ、血生臭(黙れ)
これゲームで言うとアレですね。ロマンシング サ・ガのような、イベント同時進行形。(言っててすごく意味不明)
前出作品とは違ってそこに登場するキャラクターを絞り、その背景をタネ明かしする手法と言うのも、斬新で面白いですね。前のは客観的に流れて行くストーリーに対し、こっちは内面から書かれていると言うのもなんか対比的でいい感じです。
こっちには直接関係無いのですが、内藤さんってあの内藤さんなんでしょうか? どうでもいいですけど、全然似てない所がまた面白いですね。(伊闇)

◎もともと同じ作品、と書かれていましたが雰囲気がとんでもなく違い、驚愕。
なぜならこちらの物語にはバンジーのような存在がいない。
ゆえに、暗い穴の底に果てしなく落ちていくような、普通の生活に戻るのが困難になるような、絶望感がありました。
登場人物がえげつないほど、汚い。残虐で冷酷。
罪深き恋に身を委ねる運命でなければ、と思わずにいられないヒロインは、狂った小動物のようで大変物悲しく美しい。
けれどやはり執念深さがあり、恐ろしく冷酷。
血なまぐさい様式美というものがあるのだとすれば、まさにこの物語がそのようなものなのだろうな、と思います。
私は、と言うと誰が死んでも、ヒロインにだけは幸せになってもらいたい、と、思ってしまうくらいただの平凡な一読者でした。
暗闇の童話のような物語。美しかった。(謎の覆面編集者K)


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《 9月の月(さかなの目5) 》 すずはらなずなさん

◎あ~、千波と達也だ! なんかもう一瞬で思い出したよ! 《 土星の家 木星の灯 》のキャラクターだよねっ!?(←かなり好き)
しかも今回は父親が登場してるよっ! ……で、ごめんね。なんかサブタイトルが「5」なんだけど、なんだかボク、2~4を知らないや。(汗
前作では、きゅぅ~って胸が締め付けられる想いだったのが、今回はなんかボク的にザックリって感じだったんだよね。内容的には明るく違和感なく行われている親子の会話だったんだけど、なんかもう心情的に、「うわ、きっつー!」とかね。勝手にね。まるで自分自身の事のように思いながら読んでたよ。
あー、もう、基本的にボクはこう言う、「別れた親子関係」って感じのものはやたらと弱いんだよね。もちろん嫌いとかじゃあないんだけど、読んだらまずハマっちゃう。そう言う傾向が強いんだけどさ。それでもこのシリーズ(って言っていいのか判らないけど)の窮屈さ加減は凄いよね。単なるぎくしゃくした親子の話ってだけじゃあないんだもん。凄く自然でいて誰の心の中にも優しさがあって、なおかつ上手く行ってない感。なにこれ、凄いじゃんって感じ。
今回のあとがき読んでようやく、そんなに書き溜めていたんだって知って驚いたよ。やっぱりこのキャラクター達に愛着あって書いてるんだなぁってね。
って言うか、こう言うストーリーはまんま、なずなさんの作品原点だよねぇ。なっつかしいなぁって思えたよ。(ナウ伊藤)

◎駄目だ~、これ駄目だ~。上手く読み進められねぇ~。(泣)
もういっきなりラストの事話していいでしょうか。なんだこれ~って感じなこのラストの描写の、もうもうもう。(さっきからまるで日本語になってない)
あー、もう、このどっこにも、「泣かせてやるぞー」的な技とか入ってないのにこの哀愁って言うか、ねぇ、ホラ、ねぇ?
なんて言うか色々と説明不可。あ~、駄目だ~、これ。普通のまんまじゃ読めません。
とにかく終盤のあのナチュラルで静かな締め方、あれは100人の作家に書かせたって同じ空気で書ける人なんていないでしょう。
最高! これ、最高! なずなさん、めちゃブラボーです!(伊闇)

◎いい人、というのは知らない間にたくさんの人を傷つけてしまう。
この物語に出てくるヒロイン、千波の父親のように。
親の事情というものは子供にとって本当に複雑。影響も後で出てしまう。
子供は自分に降りかかることを受け止める余裕もないまま、歩かなくてはならない。
成長痛を諸刃の如く、心に刻み付けてしまう。千波のように。達也のように。
千波が妙に大人びているように見えるのも、そんな千波に対して父親が怒涛のように喋ってしまうのも、既に心の奥底にある「思い」があるのに互いに形にできないという、何ともいえず憎らしい物理的な距離がさせるもので、そんな二人の感情の機微に、読者である私はとてつもなく自分の心を重ねてしまい、思わず知らず、千波ちゃんのようにくらくらと感情が揺れました。
無責任な読者の立場で言ってしまうと、嘘っぽい饒舌さよりも、どれほど笑わずとも、千波のように嘘のつけない素直さは眩しく映りました。
ラスト近く、親子三人でいた頃に見上げた月の場面、物語を力強い包容力を持って包み、見事でした。
人生の重いテーマを仄かな微笑で終わらせることのできるなずなさん、やはりすごいお人だ!(謎の覆面編集者K)


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《 天眼石のタリスマン 》 李九龍さん

◎ハーイ! お久し振りだね、お久し振りだねっ! 何度追い出しても戻って来るその心意気にイチオシあげたくなっちゃう感じだねっ!(-25PSS
とりあえず読んではみたけどねっ! いつも通り、「すっごいねぇ~、どうもありがとうだよ~」的な社交辞令を渡して終わりにしとくねっ!
一応、記念企画に参加してくれた事だけはありがとうだよっ!(内藤)

◎……あ~、どうも~。(超苦笑
もうねぇ、いい加減ねぇ、この三文芝居も痛いどころじゃなくなって来たような気がするので、適当に。
リュートシリーズ七作目、お疲れ様でした。もちろん私的にもこのシリーズは嫌いではありませんので(当たり前か)、また書いて下さいませね。お疲れ様でした。

◎おお、また会ったな、リュートくん。という感想をまずは(笑)
過去や未来に思いを馳せ、無邪気にタイムトラベルをしてみたいと思ったことがある。
けれど、それにはやはり必ず戻ってこれるなら、という条件付きで。
つくづく主人公リュートの冒険好きは加減知らずで読んでいて恐ろしい。
ミステリアスなサイエンスフィクションでいて、実はとても普遍的な愛情が描かれているような気がしました。
幽霊屋敷に住むヴルジュの、風変わりな容貌描写が衝撃でした。
最初こそ自信満々のような気がしたけれど、話が進むにつれて、本当は心に秘めていたはずの影をどんどんむき出しにしていくので、その度にひりひりとこちらの胸まで痛くなり、哀しく映った。
リュートが追うものが一体何なのか理解できないまま、物語は、軽い会話のやりとりで進行されてゆく。
そして秘密が解き明かされるクライマックス。臨場感が素晴らしかった。
不可思議な能力を持ってしまうことは人間にはただ悲しいだけなのかな。
憎しみは何も生まない、好きで抱えたい訳ではないけれど、人間だからどうしても抱えてしまう事情もある。
ヴルジュの存在に色々考えさせられました。
が、しかしリュートくん、粋だけど意地悪ですw
ふっと緊張を解くベージュのドレスの少女も印象的(幽霊だけど♪)
(謎の覆面編集者K)


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《 深く長いため息 》 幸坂かゆりさん

◎いやいや、すっごいねぇ~~~! この作品で記念MCの締めとか、ちょっと贅沢な感じだねぇ~~~!(3pss
まず、ありきたりな恋愛話じゃない所が凄い。物語を紡ぐ主要人物が老人って辺りもめちゃナイス! 冒頭で出て来る偏屈な老人男性が、老婦人に惹かれて苦悩する辺りなんかツボっちゃうぐらいに上手く描かれてる。
途中でシェイクスピアの話を持ち出し、それを皮肉めいた切り口で語っているのも面白いし、そう例えられた小さな町の小さな事故の一件もまた、この物語に重要な意味を持って来るのも素晴らしい。
そうしながら視点は語り手である看護婦さんの元へと話は移り、最後はその息子と恋人の元へと渡される。なんか思わずこの流れるような描写の数々が、まさにこのMCを暗示しているかのようで、ちょっと感動とかしちゃったりね。(2pss)
さてさて、今回の企画のトリを務めてくれて、かゆりさん本当にどうもだよっ! 実はかゆりさんには、「一番最後」とは事前には全く伝えておらず、ただ、「一月をお願いね」としか言ってなかったんだよね。だってそう伝えると、無駄に肩に力が入ると思ってたからね。(3pss)
と言う訳で~。実は一月で最初と最後を飾りたいと言うのは、企画当初からの罠だったんだね。言わずにごめんね! ごめんねっ!
お疲れ様だよっ! 素敵な作品をありがとうねっ!(内藤)

◎あうう、なんでしょうこのほっこりほっこりと心温まるかのようなステッキー作品。
最初に面倒臭い老人が出て来た時には、「うわ、ちょっとヤな感じのストーリーなのかな?」なぁんて思っていましたが、なんかもう老人版ツンデレの如く、最後にはこれまたステッキー老人へとなってしまいました。(笑)
大きく分けて四つのストーリーが絡み合ってる感じなのですが、どれもこれも微妙に重なり合って、そしてこの物語に重要な役目を持っている。こう言う粋な技、かっこういいですねぇ♪
途中にちょっぴりエッチぃ所が混ざっているのがこれまた素敵! 僅かばかりな描写ですけど、こう言うのが混ざると不思議と生活臭にリアリティが増すんですねぇ。参考になります。
ラストの、「トンネルは、すぐに抜ける」から始まる数行が、かゆりさんの優しさと純真さを語っているようで良かったです~!
後、“あとがき”の内容も素敵でした! やっぱりかゆりさんは、こう言うエッセイ的な語りが上手ですねぇ。読み手を納得させる力が物凄いです。(伊闇)

◎超いいね! めちゃいいね!
これだよ、これ! ねーちゃんの持ち味、めちゃ出てる! しかもありきたりなラブストーリーじゃねぇ! これでもかと畳み掛けるかのような怒涛のショートストーリーラッシュ! ジャブからのストレート、そしてアッパーに見せ掛けた右フック! とりあえず“かゆりコンボ”とでも命名したくなるかのようなこのスピーディーさ! 最高だね!
なんつーか、他人の話、他人の身の上に僅かばかりに共感し、そしてそれが繋がって行くってぇ辺りが凄く上手い。ともすればどれもブツ切りで単独になってしまうだろうエピソードが、やけに上手に連鎖して行く。……なんか、前のねーちゃんっぽくないような作品だなぁとか思ったね。いつだったかブログで読んだ、プールの話(君の絵を描きたいとか言って最後に殺しちゃう話)以降、やけに腕上げて来たなぁとか感じてるんだけどね。
その辺、どうなんでしょう?
今回はこっそりと匿名で寸評も書いてくれたし(ここでバラすのか?)、ホント最後の最後まで手伝ってもらった感が満載っス。マジありがとう! 激・感謝!
次の100回記念でも書いて欲しいねぇ。(謎の覆面編集者Lee)


゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜



さぁてさて。寸評も含めてホントにホント、長引いてしまったこの企画。
これでようやく締める事が出来るねぇ。

寄稿して下さった皆さん。どうもありがとうだよぉ! 心から感謝してるよぉ!
ではではまた、いつかの企画で……じゃないね。
明後日締め切り(予定)のMCでお逢いしましょうねぇ♪ ぷすすっ♪

そして最後に~。

ホントは上記の寸評に入れたかったんだけど、どう読んでもちょん切って個々に載せられる事が出来そうにない寸評が送られて来たので~。

しょうがないからそのままの文面で載せちゃうねっ!
しかもラストがいかにもな感じで「良い味」出してるので、特別に最後に掲載っ!
謎の覆面編集者その二 “KKの助”さんの寸評で終わりにしようねっ!

ではでは皆さん、二年間ものお付き合い、どうもありがとうだよっ!!!
なんか最終回みたいだけど、全然そんな事はないから安心しないで締め切り守ってねっ♪

管理人初号機、内藤でした~。


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【全作品読了!寸評…ではなく感想(*^^*)羨望驚嘆唖然ジェラシー…そして安穏とした日々の終わり】

氷桜先生の作品とても長い作品でしたが長さは感じなかったです。文字を追うスピードが過去最高に早く感じました。次から次に色んな事が起きて息つく暇もなくて…文章も無駄がなくて凄いなあと。読み出し「ちょっと先生と勝負してみようかな( ̄ー ̄)と思って先の展開を推理しながら読んでみましたが全然!ぼっこぼっこの完敗(+_+)白旗です。特筆すべきはかなり踏み込んだ描写や非情さも描きつつ最後は憎めない登場人物たち。それぞれのキャクタ-に背負った苦悩や孤独があり、そこがきちんと描かれていて。私的なお話をすれば今回自分の作品では今一つ踏み込めなかった部分。だから「次こそは自分も!」と読んでいて何より勇気をもらった作品です(*^^*)

お話は違えど幸坂さんとなずなさんの作品にも同じ気持ちを抱きました。

幸坂さんの作品は前作でお話に出てきたヒロインのお母さんが登場しますがやはり印象に残る作品であったので気になっていました。作品の中でスポットが当たらない人物やもしかしたら良い印象ではなかった人物でも幸坂さんの作品の中では懸命に自分の人生を生きているのだな、そういうのがきちんと描ける作家さんは素敵だなと…ないものねだりながら憧れてしまいます(*^^*)心地よくて流麗な言葉の本流をこれでもかと…本当に素敵な作品だと思いました。

土星の家の千波ちゃんにまた会えました(*^^*)ご家族のその後共々気になっていました。お話は作家さんの中でまるで現実にどこかの町で生きている人々の暮らしを見つめているように鮮やかに描かれていました。まず、それが驚異であります。登場する人物の描写が細やかなのは過去のなずなさんの作品を読ませて頂いて充分わかってはいますが。お話の時間の経過と共に主人公を取り巻く環境や人々は必ずしも主人公が望む方向には進んではいないし。些細な言葉や事象が小さな波紋となって主人公だけでなく読み手の心をざわつかせます。本当に見事だと思います。「負けたっていいじゃない」というお母さんの言葉。ここに辿り着くには主人公はまた若い女の子だし。若いという事は傷ついたり心が揺れたりする場所に自ら足を向けてしまうものだし。すがってはいけない手を求めたり、いくつそういう経験をすれば、折り合いって言葉はいかにも大人だけど悲しいな…なんて読みながら思ってしまいました。タイトルに出て来るお魚の目、ここの描写もすごく好きです(*^^*)で、出て来る人誰も憎めないです。最後の描写も素晴らしいと思いました。小説っていいな…心からそう思える作品でした(いつもですけどね 

田川さんの作品個人的にはどストライクでした(*^^*)本屋で寺山修司さんのムック本をつい買ってしまったり図書館に行くとつい短歌とか読み耽ってしまいます。田川さんの作品みたいな言葉の綴りで作品書けたら…と思う事はあります。でも思っても簡単に出来る事ではないし僕にはそんな語彙もセンスはないなあと思いつつ。「こ~ゆうの読んで見たかったんだよな~」と素直に思った作品でした。言葉が本当に面白いし成功してるなあ…と感心しながら読ませて頂きました。

やっぱりラスボスとかより幹部とか強いよな~いやこの人ラスボス?ここにもいた…小説怪獣。かなでさんの作品はライトなかんじの桃色コメディなのかな?と思わったものもの未曾有のサスペンスに突入する作品で…傑作じゃないですか!?次回からレギュラーでお願いします!!一昔前に「幽霊を見る方法」というのが流行って…通常目に見えているものの色彩を違う色に置き換えて見る生活をしていると見えないものが見えて来る…なんて話を思い出しました。しかしアイデアが構成が登場人物の描写がとにかく素晴らしくて本当に引き込まれたし最後まで楽しませて頂きました。レギュラーでお願いします!!

望月さんの作品はタイトルからして素敵な作品で内容も期待を裏切らない素敵な作品でした(*^^*)

どんな不思議な事が起きても不思議じゃない街の風景や空気。多分僕は現実では一生訪れない(多分僕は若者が騒音で猛り狂う的なフェスに行くのでウルサ((+_+))」異国の地の描写が素敵でうっとりです。宿で髪を解くヒロインの描写や隣で眠っている女の子…印象に残る場面が沢山あって本当にドイツの街を訪れたような気持ちになりました。一夜だけ起きる魔法…というアイデアに相応しい舞台とロマンチックなお話堪能させて頂きました。MCの文字を見た時一瞬だけ案内人はまさかカボチャ…と想像したのは僕だけ…しかし不安は払拭されたのであった。

火の酒も凍るような極寒の地の極光の空の下を往くキャラバンの中で次々と繰り出される魅惑的な物語。口を挟む事なんか出来ないけど末席に客として乗せてくれてありがとう。得難い素晴らしい体験でした。500年後の世界なんて僕は生きてないし想像もつかないけれどリュ-トが旅するこの物語のように、その時代も謎や不思議に満ちたわくわくするような世界であれば良いなあと思います(*^^*)前作は緊張感があってとにかく圧倒された。けれど今回は読んでいてとにかく楽しかった。

勿論そこに作品の優劣なんてあるはずがない。ただ作者の語り口が多彩で饒舌なだけだ。読んでいてとても勉強になる。構成とか描写とか…そのつもりで「何か一つくらいパクれるものはないかな」なんて気持ちで読み始めて…そんなのど~でもよくなっちゃう。それが物語の力だと思いました。だって面白いんだから夢中で時間を忘れるのは仕方ない。

「いい雰囲気だね。まるでホラー映画のオープニングだ」
【天眼石のタリスマン】では序盤にこんな台詞が出て来ます。確かにそんな雰囲気で主人公のリュ-トは舞台であるお屋敷の門を潜り物語は始まります。そうして最後に同じように屋敷の中から表に出て行くのだけれど…門を潜り中に入る時と出て行くとき読者が何を思うか。人それぞれだけど「これが小説の醍醐味だと」僕は思いました。お屋敷の門を出た時にいつの間にか読者の手には作者からの花束。
細かいディテールとかテクニック的な部分…勿論李九龍さんOR鎖衛さんが兼ね備えた作家さんである事は間違いない、のだけれど。僕はこうゆうところに心をすごく揺さぶられてしまいます(*^^*)

最後に「いいなあ」と思った【月下美人】の台詞。

「ただ、楽しんでるだけさぁ。あの男の話に笑い、今度はお前の話に笑い、それでいいんじゃねぇか。お前はお前で、ちゃんと俺達を楽しませてくれる話をしてくれる」まさに記念MCに相応しい、いい台詞でしょ?(*^^*)

管理人の皆様、作家の皆様へ。こんなに素敵なキャラバンに乗せて頂きありがとうございます。50回記念おめでとうございます!物語はまだまだ続く…振り落とされないように頑張りますわ…羨望驚嘆唖然ジェラシーの気持ちを込めて。…そして9月締め切り。安穏とした日々の終わり。

今回文句なし全員イチオシだ!!!!

今回拙作に俳優として出演して頂いた作家さん方ありがとうございました。…次は殉職させるか(--;)(沸き上がる嫉妬の炎

(謎の覆面編集者その二 “KKの助”)



● COMMENT ●

うわあああ。管理人の皆様、編集者の皆様、超お疲れ様でした。
どうもありがとうございます。たくさんの方にいっぱい誉めていただいて、
ものすごくお腹の満ち足りた子供になってます。めっちゃ嬉しい。
MCさんの寸評は誉めて誉めて誉めまくってくれるのが味だなと思います。
それでも作者はここ悔しいな、とかもっとがんばらなきゃ、と十分に感じますもん。
批評って落とす言い方の方が簡単だと思うので、そうしないところが、
とても心のこもったサイトさんだな、と、物書きさんへの愛情を感じるんです。
これからも続いていきますように。
こうした晴れやかなお祝いに参加させていただけた事に再びの感謝を。
そしてまた協力させてくださいませませ。ありがとございます♪読み応えありました!

管理人の皆様&覆面K様(*^^*)泣きそうになるくらい身にあまる寸評ありがとうございます。長期企画と長編、長きにわたる長々づくし…超お疲れ様でした(パクリ)泣きそうなくらい感謝です。素晴らしい作品ばかりでした。仲間に加えて頂いて感謝です。終わりに始まりがあるのはなんか幸せ…次もぜひ…って!次の締め切り明日じゃん(゜□゜)

コメント遅くなり申し訳ないです。
いつもいつも ちゃんと読んで良いコメントをくださる編集者及び仲間の皆さま。
今回は(も?)皆 長くて大作で そこらへんのネタな私の作品に比べ 広くて大きくて深くて何だか 浮いちゃってるのかなーと思っておりました。
一つずつじっくり読んでいたら まだはっきり言って読み切れていない感満載です。

ともかく読み応えのある作品群と 温かい寸評にお礼をと思い 慌ててコメントさせていただきました。


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