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2018-11

《 カボチャでも書ける小説講座 》【 第八回目・小説を書く上でのルール その③ 台詞の使い方編 】 - 2017.11.19 Sun

【 第八回目・小説を書く上でのルール その③ 台詞の使い方編 】



初号機






 さぁて、どんどん行こうね! どんどん行こうねっ!
 今日は台詞の使い方。鉤括弧(かぎかっこ)の使用についてだよっ!

 あ、皆さん、鍵括弧ってなんの事だか知ってる?
「そうそう、そうだねっ! 今のこの台詞の最初と最後にくっついてる、“「」”と言う記号の事だよっ!」
 ではでは今日は、その鍵括弧についてのお勉強をしてみようねっ!



例文①
「やぁやぁ、内藤クンだよ!ぷすすのす。」


 さて、上記の台詞に違和感あるかな? 無いかなっ!?
 では正解編。
「やぁやぁ、内藤クンだよ!ぷすすのす。」
 の、鍵括弧には、間違いが二つあるんだよね。
 まず一つ目。「やぁやぁ、内藤クンだよ!」の後にすぐ、「ぷすすのす。」が来るけど、本当は“!”と、“?”の後は、一マス文の全角空白を入れるのが正解。従って、“!”の後にすぐ文字を入れるのはよろしくないんだよね。
 なので本当はこうなる。

○「やぁやぁ、内藤クンだよ! ぷすすのす。」
×「やぁやぁ、内藤クンだよ!ぷすすのす。」



 続いてはもう一つの方。「ぷすすのす。」の所。普通は台詞の場合、句読点では終わらないんだよね。
 なので正解はこんな感じ。

○「ぷすすのす」
×「ぷすすのす。」


 でもこれ、厳密に言うと不正解でもないんだよね。
 皆さんもまだ若干記憶にあるんじゃないかなぁ? 小学校の作文では、鍵括弧内の句点で終わるようにと習ったと思うんだけど。
 だけど一般的な小説ではそう言う書き方はしてない。代わりにジュブナイル等の子供向けの小説は、括弧内での句点締めなんだよね。
 なので、その作品が全年齢ではなく、子供ターゲットの場合は「――。」な句点締めの鍵括弧で。それ以外だと句点締め無しの方が無難かなぁ?
 それから鉤括弧の用途だけど、これはもう説明しなくても問題無いよね?
 そうそう、登場人物の台詞を使用する際に使うものだね。でも敢えて鍵括弧を一切使わずに描いた物語も、なかなかに文学臭がして良いものだよ。もっともも、相当に読者を惹き付けるぐらいの力がないと、読み飛ばされやすくなるので注意だね。
 では次に、丸括弧(まるかっこ)の例文行くね。“( )”って記号の括弧がそうだよっ!



例文②
 ボク達はいつもそう思っている。(但し伊闇の場合は良く分からない)


 この文はどうかなっ? 何か違和感あるかなっ!?
 これのどこがおかしいかって言うと、これもやはり最後の句読点の位置なんだよね。

○ボク達はいつもそう思っている(但し伊闇の場合は良く分からない)。
×ボク達はいつもそう思っている。(但し伊闇の場合は良く分からない)


 わっかるかなぁ? 丸括弧で終わる時って、実は終わりの括弧が締めの句点の前に来るんだよね。
 なので、ちょっと細かいけどこう言う書き方が正解になるんだよね。面倒だね、面倒だねっ!

 ちなみに前出だけど、「ぷすすのす。」と、台詞内の句点の締めって、厳密に言えば間違いじゃないんだよね。きっと小学校の作文の時はそうやって習ったと思うんだけど。
 でも、小説でそう言う書き方をしている場合はとても少ない。
 句点で台詞が終わるのって、実はジュブナイルの子供向け文庫とかなので、「子供も読むから!」って言う感じで幅広く考えてる人は、句点で終わる書き方しても大丈夫じゃないかなぁって思うよ。
 まぁ、小説読み慣れてる人が見たら、そこに疑問持つ場合もあるだろうけど。
あ、そうそう。丸括弧使う場合は、常に全角でお願いね。半角の場合、もしも文章を縦書きスタイルにした場合、使ってるワード系ソフトによっては……。

(




)


 ので……。



 次に特殊な鉤括弧で、二重鉤括弧(にじゅうかぎかっこ)ね。
 これの用途は小説の場合、そんなの多くないんだよね。強いて言えば、台詞の中で更に台詞を挟み込む場合。例えば……。

「こんにちはってボクが言ったら、彼女もまた、『こんにちは』って返してくれたんだよね」

 なんて感じかな?
 要は登場人物の台詞の中で、更に他人の台詞の引用が入る場合、この特殊括弧を使うんだよね。
 もしも二重鉤括弧を使わずに普通の鉤括弧で書いたなら、ちょっと不思議な文章になっちゃう。

「こんにちはってボクが言ったら、彼女もまた、「こんにちは」って返してくれたんだよね」

 みたいな感じでね。台詞が二回始まって、二回も終わりが来る。
 とても読みにくいね! とても読みにくいねっ!
 尚、他の使い方としては、台詞や単語の強調。

「『傀儡政権』のはじまりよっ!」

 本来は、『傀儡(かいらい)』と呼ぶのが正解なのだが、あのヘボ探偵の知識力ではそれが精一杯であった。

 なんて感じの使い方だねっ!
 それじゃあ次回は、小説の中で使っちゃいけない文字や記号について勉強してみるよっ!



【 第九回目・小説を書く上でのルール その④ 使っちゃNG? ちょっと面倒な文字や記号編 】に続く。


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