Mistery Circle

2017-05

Mistery Circle Vol. 45 寸評 - 2012.10.05 Fri

Mistery Circle Vol. 45 はこちらから!
http://misterycirclenovels.blog.fc2.com/blog-entry-79.html

11/24 締め切りお題はこちらから!
http://misterycirclenovels.blog.fc2.com/blog-entry-68.html








初号機




内藤小噺。


 最初に、「小槍の上でダンシングしないか?」と持ち掛けたのは、一体誰だったのか。
 そんな馬鹿馬鹿しい話、笑って流せばいいだけの事。結局、山岳部でもなければワンダーフォーゲル部でもないただの囲碁同好会のメンバーが、こうして標高三千メートルの日本アルプスの岩の上で身を寄せ合っているのは、単純な意地と普段の遺恨に他ならない。
 極寒の吹雪が、僕達の涙や鼻水さえも凍らせる。――もう、一刻の猶予も無かった。懸命に覚えたアルペン踊りも、ようやく見付けた山頂付近の小槍も。もはや命すら尽きかけた僕達にはどうでもいい事。
 ただ、目の前にある湯気の立ち昇るカップ麺。カップヌードルですらない、百円特化のスープヌードル。それだけが、僕達三人の目下の興味だ。
 出来上がりまで、後二分。置かれたカップは一つなのに、僕達三人の手には、何故かフォークが握られている。
「早く踊れよ、斉藤。言いだしっぺはお前なんだからよぉ」
 ぼそりと呟いたのは、須藤園一(すどうそのいち)。我がMC高校囲碁部の部長である。普段から威張った口調で話す奴だが、脅されるとすぐに丁寧語で対応するチキンな男である。
「いや、それなら是非に伊藤君に踊って欲しいね。なにしろ彼のアルペン踊りは神だから」
 それを受けて僕に振るのは、斉藤苑二(さいとうそのじ)。あだ名は“知的メガネ”だが、囲碁の腕前もテストの成績も、すこぶる残念な奴だ。
「とんでもない。ここは部長である須藤が踊るべきだろう。なにしろ今日の為に、オリジナルの舞いを修得して来たって豪語していたんだし」
 そうしていつもの押し付け合い。左向かいに座る斉藤のメガネが、寒さで凍ってパリンと割れた。
 そうこうしている内に、出来上がりまで残り一分。びゅおおおおおと耳をつんざくような音をさせて吹雪く風に乗り、カップ麺の素敵な香りが僕の所まで匂って来た。
 もはや、誰もが理解していた。その目の前にあるカップ麺。それだけが僕達三人の空腹を満たし、優越感にひたれるアイテムだと言う事を。
「ここは……。男らしく勝負と言う場面じゃないのかなぁ」
 僕は言う。すると目の前の二人の目の色が変わる。とにかく、どんな勝負であっても命懸け。それが我が部に一貫しているモットーなのだ。
「ほぉ、面白いね伊藤君。ではなんの種目で勝負するんだい?」
 そう言う須藤の手には、既に舞いの準備が整っているのであろう、扇子が握られている。
 横に座る斉藤はマラカスだ。強風で飛ばされそうになっている、ポンチョとメキシカンハットが痛々しい。
 押し付け合っていても、やはり二人は踊りたいようだった。まぁ、僕としても二人のアルペン踊りは見てみたいとは思うし、僕は僕で用意して来たジュリアナ・トーキョーな羽根扇子とボディコン衣装も無駄になる。
 だが! 僕は意を決して言った。「おしくらまんじゅうで勝負だ!」と。
 この小噺のオチの為に。展開的にも無理があっても、足元のカップ麺がちょうど三分になったとしても、だ。
 日本アルプス、一万尺。高度にすれば、三千メートル。僕達は“小槍”と呼ばれる山頂付近の岩の上へと立ち、三人でお尻を押し付けた。もちろんその三人の尻の真下には、湯気の立つ伸び始めたカップ麺がある。
「MC囲碁部―っ! ふぁいとーっ! おーっ!」
 掛け声と共に、僕達はお互いに尻を突き出し押し合った。
 もしかしたら、傍から見ればそれもまたアルペン踊りに見えたかも知れない。だが場所が場所だけに、僕達の横を通り過ぎよう登山客なんかほとんどいない。
 ――決着は、すぐについた。もちろん、波瀾万丈なバトルシーンなど誰も望んではいないだろうからの完全カットだ。僕達はほぼ同時に岩場の上から転げ落ち、待ってましたな叫び声を轟かせた。
「っとぉーーーっ! 押したのかぁーーーっ!?」
 三人が三人とも、全く同じ叫び声。よろしかったら皆様もご唱和下さい。

 ――っとぉ~  ――っし~たのかぁ~

 ――っとぉ~  ――したぁ~かぁ~

 ――っとぉ~  ――すたぁ~かぁ~


はいはいはぁ~~~い! 待ってましたな、カボチャなマスク!

それがそうさな、こんなボク!

あっちょんぶりけな、なぁ~~~いとすとぉかあぁあぁぁぁああ~~~っ!!!


……や~ほ~ほとららら……。(テンションにむら有り



さてさて。今回も無事終了しました、MC vol.45。
今回はなんと、記録樹立。(2pss
“お題当てクイズ”の正解者が、過去最高だったねぇ! ぷすすすすすっ♪

ホントはもっと正解者多いんだろうけど、何故か当てに来ないこの不思議。
遠慮なんかしなくていいのに~。

でも今回は、お題がお題だったためか、なぁ~んか皆さん、遠からず近からずな世界での作品だったねぇ。
お題も凝ってて、必ず本にまつわる部分だけだったもんねぇ。


さてさて、それでは。
闇センセーから、すぅさんへのバトンタッチ。
その紹介等をご報告~♪


●その本(『ビブリア古書堂の事件手帖』)を選んだ理由。

おそらく松永夏馬のことだからミステリ小説を選ぶんだろう、と思わせておいてミステリですよコノヤロウ。
昨年読んだ小説のオキニイリの一冊です。ミステリ好きな人にも、そして甘い恋愛モノが好きな人にも楽しんでもらえるのではないかと。
MCメンバはきっとこの作品に出てくる探偵役のように、本好きな人達でしょうから。


●次回の指名。その理由。

ミステリスキーのココロを刺激する、ラストひっくり返す作品が多いすぅさん。
どんな本を選ぶのか、私、気になります。


との事で~す! ではではすぅさん、お題の方お願いね~って……もうとっくに出てるんだけどねっ! ぷすすすすすっ♪


え~と……。
前回からMC作品のアップ内容を、URLからの別窓仕様にした訳なんだけどね。
なんか評判良い感じなので、今後もこのまま続けるねっ!
もちろん過去の作品についても、なるべく早い内にそのように直すからねぇ~!

ではでは、そろそろ行ってみようか。
第45回 Mistery Circle す~~~んぴょ~~~ぉい!






《 温かい本棚 》 すずはらなずなさん

うわ、めっずらしいねぇ~! なずなさんが恋愛中心な作品を書くなんて……僕の記憶にある限り……なさげ? あったっけ?
なんかねぇ~! 裏読みして申し訳ないけど、「へぇ~、なーさんってこんな恋愛してたのかぁ」みたいな? みたいな?(3pss
でもそんな読み方しちゃうほど、どのエピソードも現実味を帯びてドキドキしたよぉ!
どれも甘いだけじゃなく、哀しい想い出、辛い想い出が主となっているせいかなぁ。その辺りのリアルさが、本当に良く感じられたねぇ。
そしてそれに混じって挟まる本の事。……いいなぁ~。やっぱりモノカキさんは、こう言う観点で本を見て、本を扱うんだなぁ~って。しみじみ感じたねぇ。
そして何より、この作品はなーさんがかなり楽しんで書いている。それがビシバシ伝わって来る。それが判ったよぉ。
これ、ホントいいです! 最近はなーさんの枠、どんどん広がっているようにも感じられるねっ!
お疲れ様だよっ! また次回もよろしくねっ!



《 藪影庵の彩見さん ~哲学家たちとの夏~ 》 すぅさん

おおーっ! やった! 続編だ♪
いや、やっぱりこの作品はいいねぇ! ちょっと失礼な事言わせてもらえば、この作品の設定って、結構亜流で存在していたりするんだよねぇ。
でも、そんなのまるで感じさせない面白さ。やっぱりこれが腕とセンスなんだろうねぇ。終始、ニヤけながら読んじゃうもんねぇ。
冒頭の本の内容も凄く面白かったよ。彩見さんの相変わらずな天然さも良かったし、お母さんの破天荒さにも大笑いしたしねぇ。
って言うか、彩見さんが見えるのは妖怪とかの類だけじゃなかったんだねぇ。ついでに他の作品のキャラクターまで見えちゃうとか……。(5pss
むしろボク的には、すぅさん自身が栞子さんに似ているっぽいなと。(6pss
どうもお疲れ様だよっ! また次回もよろしくねぇ~っ!



《 REМOVER 》 ココの助さん

……ぶっちゃけ、化けたねぇ、ココットさん。(溜め息
冒頭過ぎた辺りから判ったもん。あ、これもまた凄い作品だって。
まず、読み途中の感想なんだけど……あ、これはもう個人的にメールした通りなんだけどね。なので敢えてここでは言わないけどね。
それでもココットさんは、色んなモノカキさん達の習熟度を、いくつかすっ飛ばしている。そんな感じがするねぇ。とにかくこの成長の速さが一番の驚き。
死んだ同級生の部屋で、残り香を感じてそれを探す。なんて言うか、新しい上に斬新過ぎ。日常においてもこんな感じの細やかな観察眼持っているのかなぁって。そんな事まで思っちゃうぐらい、驚きの設定だったよ。
後半に挟まれる過去の謎についても面白かったし、ライバル同士の彼女達が自然に仲良くなって行くさまも、凄くナイス!
いつもながら、全然いやらしさを感じさせないエロスな描写も素敵過ぎ!
でも、前作が凄過ぎたので、今回は、「準イチオシ」ね。ぷすすっ♪
お疲れ様だよぉ! また次回……は、お休みだっけ? また今度もよろしくねぇ~♪



《 図書恋愛 》 ひとみんさん

これ、いい! なんかツボ~!(3pss
もうねぇ。冒頭の、「告白はえーよ」が大爆笑! もうこれ、本年度の名台詞大賞の候補だね。(5pss
何て言うか、本のソムリエとか……。凄い奇抜さ。しかもその裏手の話なので、なんて言うかもう、どうしちゃったんだろうこのアイディアは……と。
しかもこれがまた、初々しいと言うかなんと言うか、ステッキーな恋愛話となっていて、うっひゃ~すげぇ~って思いながら読ませてもらったよぉ。
で、告白の行方はどうなったんだろう? まぁきっと、ハッピーエンドなんだろうけど……その瞬間も見てみたかった気がするねぇ。
文句無しで、今回一つ目の、「イチオシ」贈呈です!!!
なんかすっごく進歩してるね! 是非是非、この調子で進歩して欲しいよっ!
お疲れ様だよっ! また次回もよろしくねっ!



《 隣人はすれ違う 》 辻マリさん

来た来た来たねっ! ボクの大好きなあの二人が帰って来たねっ!
しかも今回は新キャラ引き連れての登場だっ! 凄いよ、凄いよっ!
前作はもう抱腹絶倒なコメディだったのに対し、今回はその旨味も含めてシリアスの入ったストーリー重視の作品に仕上げたねっ!
怪物が時代の流れに沿って暮らしているって設定にも笑えたよ。でも確かに、本当に存在しているなら、昔のままで暮らしてそうにはないよねぇ。
って言うか、どうしても前作をみなさんに紹介したい。
『 偏食 』 http://gallerycocoon.blog.fc2.com/blog-entry-20.html
マジ面白いから、みなさんも是非に読んでみてねぇ~っ!!!
今回もめっちゃ面白かったよっ!
お疲れ様だねっ! また次回もよろしくねっ!



《 Moratorium 》 知さん

「知さんって、今まで読んだ小説を全部暗記してるんですか?」
……ボクも知さんに、何回同じ事聞いたんだろうね。ぷすすすすすっ♪
あぁ~~~、なぁんかぼんやりと楽しくって、ほんのりと切ない、そんな感じの作品だねぇ~。
って言うか、MC vol.2って……。(大汗 さすがにボクでも、タイトルしか覚えてないぞぉ~! いや、うん、いつのどこだったかまでは判らないけど、タイトルはなんとなく覚えてた……ぐらいかな。ごめんね~!
うん、いいよね、こう言うストレートな恋愛モノ。昔の知さんはなんかこう言う系だったなぁ~とか、同時に思い出しちゃったり。
今回の作品は、切ないけれどなんとなく前向きな。そんな印象を与えてくれるねぇ。
つか、これだけ書けて実力不足はないでしょうに……。
お疲れ様だよ~! また次回もよろしくねぇ~!



《 オレが読むから 》 (一作目) 闇センセー

おおー。これまた座敷童を彷彿とさせるような“ぴゅあぴゅあ作品”だねぇ!(2pss
ボクはまた冒頭の展開から、父と息子の本談議な話かと思っていたんだけど、なんかもう全く違っていたね! 良い方向で、驚きだったねぇ!
主人公の気の弱さ……いえ、優しい性格が、この作品を素敵に仕上げているよねぇ。しかもなんかこの切ないハッピーエンド……。哀しいやら、嬉しいやらで。
なんか、本を持ちながら遊園地やら映画館に行くシーンが、読み手なのになんか気恥ずかしくって良かったと思うよぉ~。
って言うか……間に合わなかったの? いやいや、それって本当に逆快挙だよねぇ。今までそこまで詰まった事無いもんねぇ。
一作目! 面白かっただよっ! お疲れ様だよっ!



《 喫茶“猫足”~とある午後の風景~ 》 (二作目) 闇センセー

とうとうチャレンジしたねっ! ボクが出した無理難題!(18pss
おおー! なるほど! 自然死で来たのかぁぁぁぁぁ!
あぁ、でもでも、それもアリだねぇ。なんかちょっと納得だったよぉ。じゃあ次は、密閉された穴一つ無い部屋の中で、溺死した死体の謎をば(もうやめてあげなさい
って言うか、今回は“ヤング黛”な話だったんだね! またしても根庫川が出て来たのは、管理人としても嬉しい限りだよぉ。(3pss
ついでにもう一つの安楽椅子探偵的な解決も、見事だったねぇ。細かいのに二つもの謎に挑戦しているのも、やっぱ読み手としては嬉しいなぁ。(←マジで黛にハマり中
う~~~ん……。ボク個人としてはこれ、すっごく好きなんだけど……。「準イチオシ」でごめんなさい、かなぁ。申し訳ないけど、古参メンバーはどうしてもハードル高くなってるよねぇ。(苦笑
すっごく面白かったです! お疲れ様だよっ! また次回もよろしくねぇ~!



《 屋根裏書庫の朗読師 》 鎖衝さん

おお~。なんかお題となったビブリア古書堂に、かなり感化されているのかな? 雰囲気が似ている感じがするねっ!
かなり頑張って書いたって感じだねぇ。今回の作品の中では一番の長さだったよ。
東北弁も、なかなか上手く書けてたね。ちゃんと合ってるかどうかは判らないけど。
気合い入ってたね! 気合い入ってたねっ!
面白かっただよ。お疲れ様~。また次回もよろしくねぇ~。



《 黒魔法ブックマーク 》 Clownさん

え、これってすっごく良く出来てない!? え、マジで驚いてるんですけど!?
みそってからの提出だったので、読んだのは一番最後だったんだけどねぇ。読んでホントに驚いたよ。なにこの完成度の高さ。
ぶっちゃけ、ちょびっと違和感あった部分があって~。一つは冒頭で吊るされている“大地七緒”が、名前の雰囲気のまんま女性だと思って読んでしまう事。そしてもう一つは、これだけ濃い味出しているのに最後でいい事言って終わってしまうグラシャ=ラボラスが残念かなぁ~って。もうちょっとだけ、恰好いい所見せて欲しかったってのは、単なる一読者としての欲求なんだけどね。
いや、もうホントに、そんな普段言わないような事まで言いたくなるぐらいに良い出来だと思ったよぉ~。
現代に魔法が溶け込んでいる設定に、納得が出来る説明が加わっている事。そして悪魔グラシャ=ラボラスのキャラの良さと、主人公の設定の良さ。そしてストーリーの起伏なんかもね。凄いと思ったよぉ~。
本当は締め切り過ぎなのでアレなんだけど……。でもやっぱり、「イチオシ」。これは本当に、すっごく面白かったよぉ~。
お疲れ様でしたっ! 次回もまたよろしくねっ!



《 鴛鴦の戯れ 》 氷桜夕雅さん

いや、これ……。読み始めてすぐに、「えええっ、なにこれ」ってな具合に惹き込まれた。もう絶対に面白いにちまいないと。確信しながら読み進めたんだけど、やっぱり最後まで面白かった。
ツンデレ少女視点で書かれている部分も、勢いだけのしょうもない少年が物語をひっかきまわしているのも、頭の良い妹も。なんかどのキャラクターも、物凄く魅力があって良かったと思うし。でもそれ以上に面白いのが、その物語の中で勝負されているゲームの内容。
いや、やっぱりこうした一本筋の通ったストーリーがあるからこそ、面白くなる物語なんだなぁって痛感しましただよ。
古本屋の二人が正体を現した所だけは、「そりゃ無茶だー!」って大笑いしたけど、多分それも氷桜さんの計算の内なんだろうし。そしてその後に出て来る、過去の二人の交換日記も、もんのすごくナイスでした。
文句無しな、「イチオシ」だよ。すんごく面白かった。
お疲れ様っ! また次回もよろしくねっ!





ってな訳で、ようやく終了しました……寸評。
本当に遅くなっただよぉ。ごめんねぇ。

え~と……。実はそろそろ、年末に向けての企画が始まるのですねぇ。
そうそう、あれあれ。読者が選ぶオススメMC作品ってのね。当然今年もやる訳なんだけどね。

まぁ、前回と同様な感じでの投票なので。
とりあえず皆さんは、今年一年間のMC作品を、もっかい読んでみて欲しいなぁって。

あ~、普段は読者だけの皆さんも、参加してみてねっ!
メンバーじゃなくても大歓迎だからねぇ!

それでは……もうほとんど全員決まってはいるんだけどね。50回記念企画のお題の記事で、お逢いしましょう。

内藤でした~。ぷすすっ♪



● COMMENT ●

毎度毎度丁寧な寸評、ありがとうございます。これがまた次への気合につながります。


1本目に関しては途中でかなり難航しました。というか脇道(2本目)を楽しみすぎました(笑)
正直、座敷童子~と同じような雰囲気になってしまったなという感はあります。もう少しひとつひとつの出来事を掘り下げて書けたら良かったけど、時間があれば、というイイワケは違うのです。

2本目は悪ノリじみた番外編です。触れてないですが黛君はすでに社会人(刑事)、地元の根庫川市在住で、F県警に勤めている設定です。
多少ムリヤリでも、そうかも、と思わせることができればOKと、だいぶハードルを自分で下げました(笑)


くッ・・・密閉された穴一つ無い部屋の中だと・・・(やめなさい

何故、あとがきで実力不足と書いたかというと、書く予定だったけど書けなかった描写が結構あったからだったりする。
あの描写書かなかったらあの文を入れた意味ないよ><
後、ラストも結の文はああいう感じにするのは当初の予定通りだったのだけれど、彼女がいなくなって半年から一年後の予定だったんだよなぁ

まぁ、個人的には色々課題が残った作品><

寸評ありがとうございます(深々)。
いや、実はもっと違う話になるはずだったんだけどね? 詩織は七緒の魔法で作られた存在で、黒魔法の書物に書かれた魔女の記録にブックマークを挟んで、その部分だけを再生しているという……だから眞木(Magi)詩織(栞)って名付けたという……そしたら物語が途中で破綻して凄い鬱になってね○∠\_
ちなみに、ビブロスはビフロンスという悪魔と同じだと思って多のですが、調べたら実は違うかも……。ビフロンスは伯爵、または騎士で、男性型の悪魔なんだよね……。

お疲れ様でしたー!
みなさまの作品、読ませて頂きました。

なずなさんのは、まっこと切ないですねぇ~! なんて言うか、有りもしない既視感までもが浮かんで来るようなイメージ。今回の作品からは、いろんな音や匂い、そして想い出などが次々とあふれて来るようでした。

すぅさんのは、もう、二作目だと言うのにすっごくこのシリーズのファンになっちゃった自分がいて……。
いいですねぇ。妖怪変化や、もののけ。どんどん出して下さい。どんどんいっちゃって下さい。なんかもう本当に、次回作が楽しみになっちゃいます。

ココットさんのは、なんかもう迫力ですよね。アイディアとスピード勝負。
残り香一つから発展する物語なんて、ココットさん以外には誰が想像するでしょう。この視点の鋭さって、本当に感心します。

ひとみんさんのは……。すっごいですねぇ~! 本のソムリエって、なんかそれだけでも次々にアイディアが出て来そうな感じがします。
冒頭の意味不明な描写が、ラストで判るってのも素敵でした。その後がわからないまま終わるって言う部分も、なんかすっごくナイスです。

辻マリさんのは、なんかぼんやりと、これから始まる物語の序曲のようなイメージでした。全体的に流動的なのに、どこか静か。なんだか静かに始まる物語の発端のような感じで読めました。
時代の流れに沿って暮らしている死神、素敵です。w

知さんのは、なんて言うか……主人公の決意? その部分に全てが凝縮されているような。切ないけれども、どこか嬉しい。そんな物語だったなぁって感じました。
絶対に恋愛感情を持つ事が許されない二人なのに、どこか心の奥底で交わってしまった。そんな嬉しさがありましたねぇ。

松永さんのは、やっぱりやっぱりなんと言っても若き日の黛さんの登場! それに感動!
淡々と謎の裏側を推理しながらも、全然威張る事が無い。こう言うストイックさ、素敵ですよねぇ。w
本の幽霊の方は、なんと言ってもラストの一文に感動! おぉ~、ここにタイトルが繋がるのかって、ジーンと来ちゃいました。

Clownさんのは、なんと言っても私的今回のイチオシです!!!
やっぱりClownさんの作る世界は、キャラクターが活き活きとしてますよねぇ。そこが本当に凄いと思います。
遊び心……なんですかねぇ。読者が喜ぶだろう設定を作れる。なんかそれだけでも感心です。
て言うか、グラシャ=ラボラスをもうちょい活躍させてもらえませんでしょうかねぇ……。(ひいき

氷桜さんのは、なんて言うか読者を惹き込むツボを心得ていらっしゃる。そんな事を思いながら、読ませて頂きました。
本を題材にしたゲームに、店主と依頼主のグル。その辺りでもう、ぐわっと惹き込まれていたのですが。なんともこう言う甘酸っぱいラストで来るとは……。素晴らしいです!


後、私の作品にコメントを下さった方々……。
ありがたくて涙が出ますよ。マジでマジで。どうもありがとうございます。
なんかそれだけで励みになります。次回も頑張ろうとか思っちゃいます。
みなさま、本当にお疲れ様でした~。

いつも素敵な寸評ありがとうございます。毎回書いてよかったなあと内藤さんの寸評読む度に感謝です。

今回、準イチオシ頂けた事が前々回の作品を評価して頂いた事にも増して嬉しいです。

前回の作品あれだけ褒めてもらって次だめだめはキツイな、と安堵の気持ちです。前半部分はわりと思い通りにかけたものの、中盤以降少し守りに入ったかも…という
のが自己評価と反省点です。

「資料とか情報とかに頼らない作品を書きたいな」

と常々思ってました。

良し悪しはともかく、なんとかそこはクリア出来てスタートラインくらいには立てたかな…とそんな気持ちであります。

自分は匂いとか無頓着で…駅で変な人見つけるのはわりと好きですが。

少し褒められると単純なので次回のMCも参加したい気持ちですが。

今回書いた作品の隅田が

「私の最後決め台詞言ってないよ。あれ言わないと!」

騒ぐ騒ぐ。


「私は全然出てないじゃない!」

死神よ、お前喋べれない設定のはずだろ。

「僕と彼女のリア充話は…」

こいつ成仏してねえし。

書き終えても、ざわざわ。

他の方の作品読んでも、ざわざわします。

次回のお題なんか読んでしまうと…ざわざわ。

書くというのは大変な事ですが、やめられないですね(*^^*)

他の参加者の方次回作品楽しみにしつつ、自分もこつこつ書いていたいと思っています。

雑事やら何やら色々成仏させて帰還致しますm(__)m




寸評&イチオシありがとうございました(・_・;)
寸評を何度も見てニヤニヤしているダメな人です
はぁまぁ計算は・・・・計算できるほど賢くないです。ちょっと悩みましたけど

おしどり夫婦って言っているのにそのまま若い夫婦じゃなにか深みがない、じゃお爺さんとお婆さん
にしちゃえという短絡的な発想です、自分でも無茶だろとは思いました(・・;)

黒澤翔って名前、これ自分が探偵やってた頃の偽名ですけど作品中でもまるで役に立たないしょうもない奴でした(・_・;)
本当はもうちょっと活躍させたかったなぁと思いつつ次作も頑張ります

寸評、いつもありがとうございます。
今回、提出して皆さんの話を読んで、物凄く思ったのは「悔しい」って事でした。
常に全力のつもりなんですけど、そうじゃないだろと言われてるような気持ちになったので、ちょっと気合入れて次の作品に挑もうと思います。

こんばんは。
最近ばたばたしており、時間が掛かってしまったのですが、全ての作品を拝読させて頂きました。

すずはらなずなさんの作品は、Clownさんも仰っているのですが本当にタイトルの通りだなぁと。胸が温かくなりました。
私もよく駅前の古本屋さんに行くのですが、なずなさんの作品を読んでから、あそこにある本達にも色々な歴史があるのかな、と今までとは違った視線で眺めておりました。

すぅさんの作品は、キャラが本当に生き生きとしているなぁと思います。
こちらは朝の通勤時間に読ませて頂いたのですが、キャラ達の軽快なやりとりに笑い、読み終えたので、気持ちよく出社することができました。
そして本棚に積読本が2冊ほどあったので、早めに読もうと思いました…

ココット固いの助さんの作品は、読んでいてすごくドキドキしました。
小説を読む時間が専ら通勤時間だけなのですが、ちょうどいいところで会社についてしまい、休み時間もずっと携帯を開いておりました。
途中までは、よもやこの女の子二人が殺し合いになったり…? などと考えたりもしていたので、最後が友情で終わって良かったです。
心地いい緊張感をありがとうございました。

ひとみんさんの作品は、読んで早々に告白シーンで笑いました。
純情な青年の恋物語、読んでいて自然と応援したくなりました。
日本語の使い方って難しいですよね… 何年付き合っても、いまだに丁寧語尊敬語謙譲語で分からなくなることもしばしばです…^^;
ハッピーエンド、ご馳走様でした。

辻マリさんの作品は、色々と考えさせられました。
そして新人研修という言葉と見て、昨年の自分を思い出しました^^;
死神のお話しなのに現実味があって、仕事に悩むところなども、つい共感してしまいました。
もし仕事の対象が知り合いだったなら…多分すぐに転生させてしまいそうです…
読んでいるうちに惹きこまれました。

知さんの作品は、静かで温かいイメージでした。読んでいてほっこりとしました。
異種族間の恋愛のお話しって切ないですね…
最後まで読んで、ほっこりしんみり(?)しました。
知さんの作品を読み終わってから、台詞がいくつも思い出せるような本って何があったかな? と考えてみたのですが、真っ先に出てきたのが神坂一さんのスレイヤーズシリーズでした。余談すみません。

松永夏馬さんの作品は、読んでいてつい頬が緩んでしまいました。
砂原スズナさんに望月充吾さん。言葉遊びって面白いです。
一作目『オレが読むから』は、気を許したような二人の会話が心地いいです。
スズナちゃんが、生きている動物に触れるシーンがとても好きです。

そして二作目、『喫茶“猫足”~とある午後の風景~ 』ですが、こちらは読んでいてぎくりとしました笑
夕刊の締め切りのことを考えていなかったなんて言えません…^^;
情報不足だったと痛感しました。
でも、自分の書いたものを、どなたかが別の視点から新しい作品にしてくださるということは、楽しくて幸せだなと。
作者冥利に尽きます。夏馬さん、ありがとうございました。

鎖衝さんの作品は、今回読むのに一番時間が掛かりました。
ボリュームがあったということもあると思うのですが、色々伏線が張られていたので、ついつい戻って読んでしまうんですよね…
圧巻だなと思います。
この作品も、朝の通勤時間を利用して読んでいたのですが、チヅ子さんが詐欺師かどうか?というところで会社についてしまったものですから、もやっとした気持ちで会社のドアをくぐりました。
視力が突然なくなってしまったら…考えるだけで悲しくなります。
話の流れ的に、次はこうくるのかな?と思いながら読むのですが、その思惑をひっくり返された時や、予想がつかないときが一番楽しいです。
作中で、今までに皆さんが書かれた作品もいくつか、本という形で出てきましたが、鎖衝さんがその作品に対して抱いた感想…でしょうか? を、文章を通して知ることができ、こちらもまた嬉しくなりました。

Clownさんの作品は、読んでいてわくわくしました!
悪魔や魔法、ファンタジーは読むのも書くのも好きなのですが、私はファンタジーの非現実感を表現するのが苦手なので、勉強になります。
グラシャ=ラボラスさん、良いキャラだなぁ・・・
こちらも余談なのですが、この作品を読む前にHELLSINGを読みながらT.M.Rの魔弾をリピートで聴いていたものですから、「魔弾の射手」のシーンが物凄い臨場感を持って脳内再生されました。

氷桜夕雅さんの作品を拝読していて、文章がすごく読みやすいなぁと思いました。
しっかり者の紗希ちゃんと、幼馴染の翔君の台詞の応酬が、お互いに気を許しているんだなぁと思えるもので、読んでいてにやにやしてしまいました。幼馴染…甘酸っぱいですね…!
そして清次郎さんは本当にすごいなぁと。
大切にしている本もありますが、その本についてどれだけ知っているかと言われれば、ページ数などの情報としては全然知らないなぁと…思わずページ数を調べてしまいました。
そしてあとがき後の私信に吹きました…


ーーーーーーーーーーーーーーー

気付けば長文になってしまいましたが・・・・
MCも、読むたびにどんどんと深み厚みが増していっているように思います。
凄いなぁ・・・

皆さんの作品を読んでいると、自分も頑張らなければ、と思います。
素敵な作品の数々、ご馳走様でした。

望月サマ。

弄くりたおしましてすんません。むろん夕刊の締め切りなんぞ確認もしとりません。訃報欄などを例にあげれば、あんがい翌朝くらいまでイケるんじゃないとも思いますが。

答えのないミステリ、皆でなんやかんやと思いつくままに考えてみるのも一興かと思ってやっちまいました。望月サマのその御心の広さに感謝です。

望月さん

スレイヤーズは、ドラグスレイブ、ギガスレイブ(完全版・不完全版)、ラグナブレード(完全版・不完全版)、神魔融合魔法は今でも諳んじられる俺がいますw

知さん

おおおおお懐かしい!!!!^^
中学生くらいの頃、姉と一緒の部屋でしたので、寝る前に良く呪文合戦をやっていた思い出が^^
今でも黄昏よりも昏きもの…なんて聞いたらざわっとしますw
スレイヤーズシリーズは、すぺしゃるも含めて大好きでした^^


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